こんにちは、rootrootのきのみき鈴木です。
昨日は、「 シウマイってやっぱシウマイ⁈ 」と題して、シュウマイ 潤さんこと、ライターの種藤潤さんにお話しいただきました。
種藤さんから崎陽軒のシウマイが振舞われ、賑やかな会になりました。
「何でシュウマイ」
種藤さんは神奈川県茅ヶ崎市で育ち、小さい頃から崎陽軒のシウマイに親しんでいたそう。そんなシュウマイが当たり前の環境から、仕事で東京に勤務するようになって、東京にはシュウマイがなかなか見当たらないことに驚いたという原体験があったそう。
仕事で食に関する編集やライターの仕事をするようになりますが、記事の取材を重ねても、シュウマイは知らない人がいない料理なのに、地位が低いことが気になります。「兄弟」の餃子にも負け、春巻や新参者の小籠包にも負けている。シュウマイを置いている店は、想像以上に少ないようです。
ところが、シュウマイには、冷めても美味しい、蒸すだけでなく揚げても焼いても美味しい。崎陽軒だけでなく、群馬のコロリンシュウマイ、大阪の551蓬菜などご当地の味もあり、奥深い世界があります。
そこで、お一人でインスタで「シュウマイ生活」というシュウマイの写真を上げて、シュウマイの地位向上に取り組むようになったそう。
「テレビでシュウマイを発信」
シュウマイをインスタで情報発信し始めると、そもそも他に発信する人がいないブルーオーシャン状態なので、シュウマイのことならシュウマイ潤という感じになったよう。
今年の春には、「マツコの知らない世界」のディレクターからのアプローチがあり、出演に至ったそう。
「シュウマイなのか、シウマイなのか?」
シュウマイ、漢字では焼売。崎陽軒さんはシウマイと表記。種藤さんは、シュウマイ。
いろんな呼び方をされても、それを包容する懐の深さがシュウマイにはあるそうです。
「これからのシュウマイ」
最後に、種藤さんから、シュウマイの地位向上に向けてのプランが披露されました。シュウマイ協会の設立から、シュウマイ総合研究所、シュウマイ特急?まで夢は広がります。
特に強調されていたのが、地方オリジナル食材で作る地方ならではのシュウマイ作り。シュウマイの具材、皮など、いろんな食材を入れ込むことができるのがシュウマイの魅力。地方ならではシュウマイ作りで、日本各地の地方創生も豊かになるのではと提案しています。
今回は、遠く長野県佐久からのお客さまもいらっしゃったので、鯉を使ったシュウマイはどうかなど質疑が交わされました。
シュウマイ潤さん、ありがとうございました。
シュウイチ、シュウマイを合言葉に、シュウマイの魅力を広げていきましょう。
さ〜て次回のRoot cafeは〜♪
12月26日(水)19時〜
株式会社シフラの皆さんから、野菜の流通のお話しをいただきます。食品流通の現場でどんな変化が起こっているのかなど伺ってみたいですね。
お楽しみに〜
FBのイベントページは準備中です。またアップしますから、参加ボタンを押してくださいね!
日 程:12月26日(水)
時 間:19:00 ~ 20:30くらい
場 所:東京農村 4F Root Office(URL: http://rootroot.jp)
定 員:15名くらい(先着順)
費 用:1,500円(*当日お支払い)